カレンダーは「借金手帳」だった?街路樹にイチョウが多い理由とは
毎日の生活で当たり前のように使っている「カレンダー」。
予定を書き込んだり、休日を確認したりする便利な道具ですが、その名前の由来を知っていますか?
実はカレンダーには、「借金」と深い関係があったとされています。
1.カレンダーの語源は「借金」と関係していた?
「カレンダー」は、ラテン語の「カレンダエ」「カレンダリウム」が由来とされています。
ラテン語とは、古代ローマで使われていた言葉です。
古代ローマでは、月の初めの日を「カレンダエ」と呼んでいました。
この日は、税金や借りたお金を清算する日として重要な日でした。
そこで使われていた帳簿が「カレンダリウム」です。
帳簿(ちょうぼ)とは、お金の出入りや支払いなどを記録するノートのことです。
貸金業者は、この帳簿に「いつお金を返してもらうのか」を記録していました。
それが次第に「日付を管理するもの」という意味へ広がり、現在のカレンダーにつながったと考えられています。
【例題】
もし昔の人が「3月10日に100円を返してもらう」と帳簿に記録していたら?
現代でいう「返済予定表」のような役割です。
つまり、カレンダーのルーツには、お金の管理という意外な歴史があったのです。
2.なぜ日曜日は赤、土曜日は青なの?
カレンダーを見ると、日曜日が赤、土曜日が青になっているものが多くあります。
日曜日が赤いのは、文字を目立たせて見やすくするためとされています。
土曜日が青になりやすいのも、日曜日の赤や通常の黒と区別しやすい色だったことが理由の一つです。
つまり、曜日の色には「一目で分かりやすくする」という工夫が隠れています。
3.なぜ街路樹にはイチョウが多い?
秋になると黄色く色づくイチョウ。
実は日本の街路樹として非常に多く利用されています。
その大きな理由は、火事に強く、道路の厳しい環境にも耐えやすいことです。
イチョウは水分を多く含むため、火災のときに燃え広がりにくいとされています。
また、排気ガスや踏み固められた地面にも比較的強いとされています。
【例題】
車がたくさん走る道路沿いは、植物にとって決して快適な場所ではありません。
しかしイチョウは、そのような環境でも育ちやすい特徴があります。
だから街路樹として選ばれてきたのです。
4.昔の街路樹は「果物の木」だった?
さらに興味深いのが、日本の街路樹の歴史です。
イチョウが定番になるずっと前、奈良時代には行政によって果物の木が植えられたとされています。
行政とは、国や自治体などが社会のために行う仕事のことです。
木陰で休めるだけでなく、旅人が果物を食べられるようにする目的もあったとされます。
まとめ
今では当たり前の「カレンダー」や「街路樹」ですが、調べてみると意外な歴史や工夫が見えてきます。
カレンダーには「借金を管理する帳簿」というルーツ。
日曜日や土曜日の色には「見やすさ」の工夫。
イチョウには「火事や都市環境に強い」という特徴。
そして昔の街路樹には「旅人の食料や休憩場所」という役割。
身近なものほど、知れば知るほど面白い。
普段何気なく見ているカレンダーや道路の木も、「なぜ?」という疑問を持つだけで、歴史や暮らしの知恵を発見できます。
おもろか雑学